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馬瀬地方自然公園の歩み1

更新日:2008年5月10日このページを印刷する

馬瀬村森林山村活性化研究会の村づくりの調査研究(平成6~7年)

 平成6年、旧馬瀬村が岐阜県知事から「森林山村活性化先端モデル事業」のモデル地域に指定され、山村活性化のモデル構想を作成することとなった。

 村では、大内晃岐阜大学名誉教授を顧問とし、岐阜県庁出先機関、各種団体、住民代表、コンサルタントからなる「馬瀬森林山村活性化研究会」を組織し、平成8年まで現状分析、活性化のための具体的事業の検討など調査研究を行った。

 平成8年3月に研究結果に基づき、「馬瀬川エコリバーシステムによる清流文化創造の村づくり構想」を策定した。 この構想では、村の森林、川、農耕地などの自然資源、景観、文化財、特産品、人材などあらゆる資源の再発見と活用について検討を行った。

 その結果、馬瀬村は馬瀬川の流域で森、川、農耕地、人が川を中心に有機的に結びつき、ひとつのまとまった自然生態系を形成している特徴があり、これを「馬瀬川エコリバーシステム」と呼ぶことにした。

 このエコリバーシステムは、村の長い歴史の中で形成され、それが破壊されないできたため、今日、住民にとって自然豊かで住みやすい環境を与えてくれているとともに村を訪れる観光客には、美しい景観、清流など魅力ある地域となっている。 しかし、このエコリバーシステムの持つ機能、価値、恵みは、住民にはあまりにも日常的で身近すぎてその重要性に気付きにくく、また、近年、農業後継者の不足による農林地の管理能力の低下などその維持にも問題点が多く存在している。
 更に、自然を大切にしない観光客の増加など、馬瀬村の豊かな自然環境が今後、永続的に良好に維持できるかは疑問である。

 一方、村の今後の発展、活性化のためには、経済基盤の強化が求められ、従来の農林業のほかに、観光客の増加、都市との交流が不可欠となっている。
 これらを総合して村の今後の持続ある発展を考えると、馬瀬村では村の特徴を活かし、馬瀬川の水量の確保、水質の改善、動植物の保護、森林や農地の適正管理、山村景観の保全など馬瀬川を中心として流域の自然環境を総合的に保全する「馬瀬川エコリバーシステム」の機能を強固に築き上げることが必要である。

馬瀬川エコリバーシステムによる清流文化創造の村づくり(平成8~16年)

 そこで清流・馬瀬川を中心に、森や川、農耕地、人などを結び付け、自然環境を保全しつ、各種資源の潜在的な魅力・活力を引き出すとともにそれに磨きを掛けることで地域の活性化につなげる各種の事業を6つのプロジェクトに体系化し実施してゆくこととなった。

 実施する個々の事業は、観光客には評価が高いが住民は気付いていない馬瀬村の美しい山村景観など馬瀬村の資源の隠れた魅力、潜在活力を引き出すことに力を注ぐことにした。特に大掛かりなハード事業は避け、ソフト事業を中止に「小さな仕掛けで息長く」をモットーに継続して実施することに心がけた。
   実施した六大プロジェクト

 ○ 美しい山村景観を保全するプロジェクト
 ○ 川と人のふれあいを深めるプロジェクト
 ○ 森と人とのふれあいを深めるプロジェクト
 ○ 清流および森林の環境保全プロジェクト
 ○ 農と人とのふれあいを深めるプロジェクト
 ○ 山村の情報を受発信するプロジェクト

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