下呂温泉合掌村「しらさぎ座」再生!未来へ歴史ある伝統芸能をつなげたい
下呂温泉合掌村は日本三名泉「下呂温泉」街にあり、世界遺産にも認定された白川郷から移築した家屋を含む10棟の合掌造りで集落を再現した野外博物館です。
「合掌造り演芸館 しらさぎ座」は芸妓の舞やお座敷遊び、地元の芸能の披露なども開催し、訪れた方へ文化、芸術を感じていただける場となっています。
しかし、合掌家屋の特徴である茅葺き屋根が老朽化により雨漏りをしてしまっている状況です。
またコロナ禍前と比較してお客さまは約6割も減ってしまい、シンボルである合掌造りの茅葺屋根の葺き替え費用が賄えなくなる事態となっています。
そのため、ふるさと納税で税控除が受けられるクラウドファンディングを行うこととしました!
この歴史的建築の合掌造りの再生と、新たな文化・芸術の発信地として「しらさぎ座」の再生を実現する大きな力となります。
皆さんのご支援をよろしくお願いいたします。
ガバメントクラウドファンディングとは
ガバメントクラウドファンディングとは、ふるさとチョイスがふるさと納税制度を活用して行うクラウドファンディング(※)です。
自治体が抱える問題解決のため、ふるさと納税の寄付金の「使い道」をより具体的にプロジェクト化し、そのプロジェクトに共感した方から寄付を募る仕組みです。
※クラウドファンディング(Cf)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す造語です。
詳しくは下記をご覧ください。
しらさぎ座で行われている伝統芸能・行事を未来へとつないでいきたい
しらさぎ座とは下呂温泉合掌村の中にあり、下呂の地元文化や歴史を伝えている合掌造りの建物です。土日に下呂温泉の芸妓の舞、祭日などの特別公演の際は地元の太鼓団体による太鼓の披露や三味線の披露など芸術、文化の発信地となっています。
しらさぎ座茅葺屋根の葺き替え工事
経年劣化により雨漏りが発生しており、長年部分的に修繕を行っていましたが、ついに部分的な修繕では補修できないほどになってしまいました。
このプロジェクトでは「しらさぎ座茅葺屋根の葺き替え工事」を行い、合掌造りの文化的建造物を再生させ、芸妓さんの舞や地元の伝統芸能の発信地を守るためのプロジェクトです。
寄附金の使い道
皆さんから頂いた寄附金は・・・
しらさぎ座茅葺屋根葺替工事にすべて充当させていただきます。
※目標金額以上の寄附をいただいた場合、しらさぎ座舞台改修費用、その他合掌村設備の修繕等に充当させていただきます。
※寄附が集まらない場合でもしらさぎ座茅葺屋根葺替工事は実施します。
合掌造りとは
合掌造りの名前は、二つの手のひらを合わせた形に似た屋根の形状から来ています。
▷屋根
合掌造りの最も著しくな特徴は、厚い茅葺き屋根です。
その形状は、組み手を合わせたような形状から、「合掌」造りと呼ばれています。
このような屋根は雪の多い地域で特に有効で、効果的に排雪することができます。また、茅葺き屋根は断熱性に優れており、寒さから家の中を保護します。
▷構造
家は通常、地元で利用可能な材料、主に木で作られています。
構造は一般的に三階建てで、一階は厨房や居住空間、二階は農作物の加工や手工芸品の製作スペース、三階は穀物の保管所として使われます。
▷無釘構造
伝統的な合掌造りの家は、釘を使わずに建てられています。
これは地震が頻発する日本の環境に適応した建築技術で、建物に一定の柔軟性を持たせることで地震からのダメージを軽減します。
▷合掌造り屋根の葺き替え
合掌造りの屋根は、主に草であるススキの一種であるカヤを使用した茅葺き屋根となっています。
この屋根は、雪国である合掌造りの地域において、雪の重みに耐えうるとともに、夏の暑さや冬の寒さから守る断熱性を持つために用いられてきました。しかし、この茅葺き屋根は耐久性には限りがあり、定期的な葺き替えが必要となります。
通常、合掌造りの屋根の葺き替えは15~20年に一度行われ、新しい茅を用いて屋根を新たに作り直します。
葺き替えは専門的な技術を要するため、伝統的な茅葺き職人によって行われます。葺き替え作業は一軒の家で数週間から数ヶ月かかる大規模な作業です。
しかし、このような伝統的な技術や知識が失われつつあり、また高齢化により作業を行う人手が減少していることから、茅葺き屋根の葺き替えは現代では大きな課題となっており、合掌造りを維持することで文化・伝統の継承につながっています。
オリジナル返礼品多数!
ご寄附があってからあなたのためにロクロを回し、窯で焼き上げて作り上げます。
陶器に使われている泥は、岩は、風や雨などの自然の力で少しずつ風化し崩れていきます。
岩が崩れると、小さな粒子ができます。
この粒子がたくさん集まると「泥」や「粘土」というものができます。
泥や粘土ができるまで、数百年から数百万年というとても長い間かかります。
1点ものの陶器には、それぞれストーリーや背景があります。
食事をしながら、その陶器がどのような過程をたどって生まれ、自分の手元に届いたのかを考えることで、食事がより豊かな時間になります。
合掌村でレンタルして散策!
女子旅、卒業記念旅行の思い出や浴衣(着物)デート・記念日におすすめです。合掌村では、どこを切り取っても和服が似合います。
30種類からお好きな柄を選ぶことができます。
※浴衣(着物)は先着順となります。
※レンタルの時間により料金が異なります。
※夏(7月頃から)浴衣、秋~春は着物です。詳しくは予約時にお問い合わせください。
そのほかにも多くの返礼品を取り扱っております。
詳しくは下記をご覧ください。
【お申し込み・お問い合わせ窓口】
下呂市役所 観光商工部 商工課 ふるさと納税推進室
〒509-2295
岐阜県下呂市森960番地 下呂ふれあいセンター1階
0576-24-2222 (代) 内線163 0576-24-2638 (商工課直通)