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かつてない規模とスピードで感染拡大した「第7波」は、8月下旬をピークに減少傾向が続きましたが、10月中旬以降、新規陽性者数が前週の同じ曜日を上回る日が続いています。特に下呂市では人口千人あたりの新規陽性者数は県内で最も多くなっている状況です。
この要因として、「第7波」が終息しきらないうちに、人流が増加したこと、気温低下により換気が不十分になったことなどが考えられます。
一人ひとりの行動が、大切な人と私たちの日常を守ることにつながります。今一度、感染予防対策の徹底をお願いします。
・会話する時はマスクを着用しましょう。(屋外で2m以上距離が保てている場合は不要)
・こまめに手洗い・手指消毒しましょう
・一つの密でも避けましょう(密集場所・密接場面・密閉空間)
・こまめに換気しましょう(1時間に2回以上換気)
・体調不良時の出勤・登校・移動は控えましょう
あわせて新型コロナワクチン接種の検討をお願いします。(オミクロン株対応ワクチンの接種間隔が3か月に短縮されました。接種券は接種した順に発送しています。)
また、年末年始に向けて下記のような懸念材料を抱えています。
・オミクロン株の新たな派生型が日本でも見つかっていること
・水際対策の緩和を含めて人流の増加が見込まれること
・新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行の可能性、とりわけ抗体を持たない子どもの感染が強く懸念されること
第7波のような医療機関のひっ迫を防ぐためにも皆様のご理解ご協力をお願いいたします。
令和4年10月21日 下呂市長 山内 登