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クマの出没にご注意ください!
9月中旬から下呂市内でもクマの出没・目撃が増えています。秋のクマは、冬眠に備えて脂肪を蓄えるため、エサを探し回ります。登山やキャンプ、キノコ狩り、農作業時はもちろん、市街地での出没も増えておりますので、油断することなく十分注意を払って行動してください。
目撃情報 ※10月22日現在
・令和7年10月22日 小坂地域 大島地内 小坂斎場付近においてクマ1頭の目撃 出没位置<外部リンク>
・令和7年10月21日 萩原地域 尾崎地内 尾崎小学校南500m付近において子グマ2頭の目撃 出没位置<外部リンク>
・令和7年10月20日 下呂地域 小川地内 小川集会場付近においてクマ1頭の目撃 出没位置<外部リンク>
・令和7年10月20日 小坂地域 坂下地内 国道41号線登坂車線付近においてクマ1頭の目撃 出没位置<外部リンク>
・令和7年10月16日 小坂地域 赤沼田地内 道の駅飛騨小坂はなもも裏側遊歩道においてクマ1頭の目撃 出没位置<外部リンク>
・令和7年10月10日 馬瀬地域 黒石地内 黒石児童館付近において子グマ1頭の目撃 出没位置<外部リンク>
・令和7年10月10日 萩原地域 尾崎地内 萩原北中学校付近においてクマ1頭の目撃 出没位置<外部リンク>
※「出没位置」クリックすると、Googleマップにて各出没位置を確認できます。
岐阜県全域のクマ目撃情報は下記リンクから確認できます。
クママップ岐阜県域統合型GIS<外部リンク>
クマによる人身被害を防ぐために
クマは本来、木の実などが主食の温厚で臆病な動物で、人間に気がつけば、自ら逃げたり、身を隠したりするために、出会うことはめったにありません。しかし、クマがエサ探しに夢中になっていたり、沢沿いで水音がうるさかったり、その他の理由で人の気配に気づかず、バッタリ出会ってしまった場合には、人身事故につながってしまうことがあります。
クマとの人身事故を未然に防ぐには「クマに遭わないこと」が最善の防衛手段です。以下のことについて、日頃から心がけてください。
人の存在を知らせる
クマは人の気配を感じると、自分から人を避ける行動をとります。森林内への立ち入りや山際の農地で作業をする場合は、鈴や笛を鳴らしたり、ラジオをつけるなど、音の出るものを携帯し、クマに人間の存在を知らせましょう。
もしクマに出会ってしまったら
- クマがこちらに気付いていない場合
→早くにその場から離れてください! - クマがこちらに気付いた場合
→背中を見せずに、そのままゆっくりと後ずさりしながらクマから離れてください! - クマから攻撃を受けそうになった場合
→急所(顔面・首・後頭部・腹部)を守ってください!
クマの好みそうなものに要注意!
クマを誘引するような物の管理に注意し、ジュースの空き缶、弁当箱のポイ捨てなどをしないようにしましょう。
<クマの好みそうなものの代表例>
- 生ごみ
- 栗・柿などの実利用果樹および廃果
- はちみつ
- 飼料
- 塗料など
情報提供のお願い
クマを目撃された方は、その情報を下呂市まで提供いただきますようお願いします。皆さんからいただいた目撃情報を取りまとめ、情報を公表することを通じ、皆さまの安全確保やクマの生息管理につなげております。ご協力をお願いいたします。