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市長の山内です。
現在、新型コロナウイルス感染症対策として岐阜県に適用されています「まん延防止等重点措置」が、明日3月7日から3月21日まで再延長されることとなりました。
新型コロナの感染状況は、依然多くの懸念材料を抱えているものの、2月下旬に入り、県全体の新規陽性者数が減少傾向となり、第6波のピークアウトの兆しがみえてまいりました。
このことを受け、今回、再延長とはなりましたが、一定の条件で各種対策が緩和されることとなり、県から認証を受けている飲食店については、午後8時まで酒類の提供ができることとなりました。
また、これまで中止または延期としていました各種イベントを、感染防止対策を徹底したうえで再開していくほか、市の公共施設・関係施設についても通常の開館時間に戻します。
小中学校についても、これまで陽性者が1名でも出た学級については、原則「学級閉鎖」としておりましたが、今後は、校内の感染状況や、濃厚接触者の状況などの現状をしっかりと踏まえて柔軟に対応していくこととします。部活動についても、一部緩和を図ってまいります。
対策の詳細につきましては、県または市のホームページに掲載しておりますのでご覧いただきますようお願いいたします。
ワクチン接種につきましても、すでにご案内のとおり、3回目の接種を前倒して鋭意進めているところですが、3回目のワクチンを接種することにより、感染への抵抗力が大幅に高まることが実証されており、ワクチンの種類にこだわらず、できるだけ早期に接種いただくことが重要です。
接種券が届いた市民の皆さまは、一日でも早い接種にご協力をいただきますようお願いいたします。
第6波はピークアウトの兆候が見えてきているものの、依然として病床使用率は高い水準にあり、県内では4千人規模の方が、自宅療養をしておられる状況です。
市におきましても、今般の感染拡大に対応すべく、第7次のコロナ総合対策を早急に実施できるよう、市役所職員一丸となって取り組んでまいります。
今後、新年度を迎え、暖かい季節となり、人流も活発となる傾向にありますが、市民・事業者の皆さまにおかれましても、引き続き、油断なく、基本的な感染防止対策を徹底いただきますようお願い申し上げます。
皆さん「オール下呂」で頑張りましょう。
よろしくお願いいたします。
令和4年3月6日
下呂市長 山内 登