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芝居小屋 (地歌舞伎)

更新日:2019年3月27日更新 印刷ページ表示

下呂市内には現在も2ヶ所の地歌舞伎が残っています。一つは下呂市御厩野(みまやの)の鳳凰座、そしてもう一つが下呂市門和佐(かどわさ)の白雲座です。

どちらも毎年定期公演の日程が決まっていますが、公演日以外にも保存会による芝居小屋見学が可能です。

ご希望の方は下呂市観光課までお問い合わせください。

なお、定期公演への入場・見学は無料ですが、芝居小屋運営のためにご寄付をいただければ幸いです。

鳳凰座(下呂市御厩野)

【鳳凰座歌舞伎】江戸時代より親しまれてきた地芝居

鳳凰座の村芝居は、江戸時代の台本とともに岐阜県の有形民俗文化財に指定されています。

江戸時代より、農山村の唯一の娯楽として親しまれてきたこの歌舞伎は、「御厩野の芝居」と呼ばれていました。昭和36年(1961)に保存会が結成され、現在では、毎年御厩野の日枝神社と熊野神社の祭礼に合わせて素人歌舞伎の上演が行われています。

定期公演は毎年5月3日・4日です。

定期公演の情報は こちらのページ をご覧ください

鳳凰座へのアクセス
下呂温泉街より国道41号、257号経由で約15分。中央道中津川ICより車で50分
公共交通機関 下呂温泉街より濃飛バス加子母線で約25分「御厩野」下車すぐ

白雲座(下呂市門和佐地区)

【白雲座】全国でも珍しい「コマ回し式舞台」を備えた芝居小屋は国指定重要文化財

白雲座は舞台内部の柱・壁・天井などに書かれた落書きにより、明治23年(1890年)に舞台開きの興業が行われたことが分かっています。

建築様式は、切妻造・妻入で、総檜造の典型的な劇場型芝居小屋です。また、舞台には、直径が5.4メートルのコマ回し式の「回り舞台」が設置されており、国の重要有形民俗文化財にも指定されています。収容人数は約500人で、農村舞台としては小規模ですが、建物に使用してある柱、梁は太材で、見る人を圧倒します。

毎年11月2日と3日に、地元を中心とした保存会による定期公演が開催され、多くのファンで賑わいます。また、3日は白山神社の祭礼(13時から)が芝居の公演前に行われますので、あわせてご覧下さい。

定期公演の情報は こちらのページ をご覧ください

白雲座へのアクセス

下呂温泉街から国道41号、257号、県道62号、432号を経由で約25分。

中央道中津川ICから国道257号、県道62号線、432号線を経由して約60分。

公共交通機関 下呂駅から、げろバス下呂「上原線」約25分「中村」下車徒歩3分(バスの本数が少ないのでご注意ください)