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下呂市 観光計画
下呂市観光計画とは?
下呂市観光計画は多くの市民、観光事業者の参加を得ながら、策定後5年間で行うべき観光施策をまとめたものです。
第1期計画期間は平成22年度から平成26年度まで、第2期計画期間は平成27年度から令和元年度まで、第3期計画期間は令和2年度から令和6年度まで、そして令和7年度からの新たな取り組む指針として、第4期計画を策定しました。
計画の期間と目標
本計画は、令和7年度を初年度とし、令和11年度までを目標年次とする5年間の計画です。
これまで第1期計画、第2期計画では観光資源の掘り起こしや磨き上げを、また、第3期計画では、観光資源の有効活用や推進体制の構築を行ってきました。第4期計画では、観光による地域経済活性化を目指しながら、市民の関心度・理解度を向上させていくことを狙いとしています。計画に沿って事業展開して、適宜成果の検証を行いながら目標達成を目指します。
「下呂市観光計画」および『下呂市ホスピタリティ都市宣言』
平成22年3月29日、下呂市長が『下呂市ホスピタリティ都市』宣言を致しました。
下呂市観光計画の基本コンセプト(6本の柱)にそって、下呂市を訪れるすべての人をおもてなしの心で迎える『ホスピタリティあふれるまちづくり』を目指します。
全体テーマ:ホスピタリティ都市宣言
- 市民が共通の意識を持ち、一体となってお客様をもてなすことができるホスピタリティあふれるまち
- 地域の自然や歴史・文化を理解し、次世代へ守り受け継ぎ、誇りを持って案内できる観光教育の充実
- 観光産業の地域経済への効果を測定し、市民の関心度・理解度を向上
1 川・木・温泉でリデザインする観光と日常の新機軸
- 飛騨街道を中心とした歴史的資源の掘り起こしによる景観ルールの策定と景観整備促進
- 空き家・空き店舗の活用による新たなにぎわいづくりに向けた制度・体制の整備
- 歴史的資源のリデザインによる河川空間の再生、イベント開催スペースの再検討
2 観光振興団体による誘致促進の強化・支援
- 観光マネジメント体制の運用支援による、情報共有と合意形成の場の構築
- 客観的データを重視したマーケティングと効果的なプロモーションによる集客活動
- コンベンション誘致の促進、イベントを活用した効果的な誘致活動の強化
3 観光客受入体制・滞在環境の整備
- 適切なサイン整備、観光DXツールの導入等による観光客の利便性向上
- 観光施設の適切な管理による観光客の滞在環境の快適化、満足度の向上とリピーター対策
- 農泊、ナイトエコノミー等の推進による多様な受け皿の整備、観光GDPの増加
4 広域連携による多様な誘客活動の実施
- 県・国・近隣自治体・公民連携等のネットワーク強化
- 下呂市単独では成しえない都市部、海外等へ向けたプロモーション活動の実施
- リニア開通、アクセス整備等を見据えたハブ機能の強化、広域周遊ルートづくり
5 横断的な連携による持続可能な観光地づくり
- エコツーリズムの推進による観光資源の保全及び周辺地域への波及効果の創出
- JSTS-D等の認証取得によるサスティナブルデスティネーションの確立
- 横断的な連携による関係人口の構築やアップサイクル事業等、持続可能な観光地づくりの推進
6 国外誘客事業の促進(インバウンド)
- 国・県・近隣自治体・IPT(インバウンドプロジェクトチーム)と連携した国外誘客活動の実施
- 地域資源の魅力の深堀りによる高付加価値化や富裕層向けの高単価商品の開発
- 観光情報の多言語化による利便性の確保や災害時対応の確立