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下呂市景観計画を一部変更しました
下呂市は、御嶽山をはじめとする山々を仰ぎ、四季の移ろいを映しだす飛騨川、馬瀬川の清流、そして、千年の歴史を有する日本三名泉の下呂温泉に多くの来訪者を迎えもてなし、潤いとやすらぎを与える豊かな水と緑、温泉が地域独自の景観を育んできました。このかけがえのない景観を守り、育てるとともに、下呂市にふさわしい新たな景観を創り、愛着と誇りあるものとしていくことを目的とし、平成20年3月に景観計画を策定し、市全域を景観計画区域に定めています。現在、景観計画に基づき、一定規模以上の建築物や工作物については着手前に届出をいただき、景観形成の誘導を行っています。
その一方で、公共が整備している道路などは景観形成の重要な要素でもあるのにも関わらず、景観に関する基準がなく、景観計画に適合した景観誘導の手法が確立できていない現状にありました。そこで、公共施設についても景観誘導を行い、建築物や工作物と併せて、より美しく調和した景観形成を実現することを目的とし、景観重要公共施設※1の指定をしました。
平成29年3月、景観計画において「景観重要公共施設の整備に関する事項」を追加し、下呂地域において道路を3路線、萩原地域において道路を2路線指定しました。今後は公共施設(道路)についても、下呂市にふさわしい景観づくりに努めてまいります。
※1 景観重要公共施設 ・・・ 景観計画区域内において、美しい景観形成のために重要な公共施設(道路・河川・都市公園等)。景観行政団体が定めることができる。