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非核平和都市宣言について
下呂市議会では、平成17年6月定例議会において「非核平和都市宣言」が決議されました。
これを受け下呂市は市民の皆さんが安心して暮らせる核のない平和な世界を目指して取り組んでまいります。
毎年8月の原爆が投下された時期に合わせ、庁舎または振興事務所内において、被爆ポスター展や核兵器禁止条約早期締結の署名コーナーを設けております。
是非期間中に庁舎にお立ち寄りの際は御覧くださいますようお願いいたします。
「非核平和都市宣言」(原文)
世界の恒久平和は、人類の共通の願いである。しかし、現在この地球上には数多くの核兵器が存在し、また、紛争・戦争も後を絶たず、人類の生存に脅威と不安をあたえている。私たちは、日本国憲法の理念のもと、国是である非核三原則を遵守し、世界で初めての核爆弾による被爆国民として、核兵器の恐ろしさ、戦争の悲惨さ、平和の意義を世界の人々に訴え、この地球上に再び広島、長崎の惨禍を繰り返させてはならない。私たち下呂市民は、美しい自然を守り後世に残していくため、あらゆる国の人々の相互理解と協調による核兵器のない平和な世界の実現に向けて努力することを決意し、ここに非核平和都市を宣言する。
平成17年6月24日 岐阜県下呂市議会