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下水道の正しい使い方
下水道に異物を流さないでください
各家庭から流れ出た汚水は、下水道管やマンホールポンプを経由して下水処理場へ流れていきます。
下水道に異物を流すと、管の詰まりやマンホールポンプの故障が発生し、トイレやお風呂などが使用できなくなる恐れがあります。
下水道は、自然や皆さんの生活環境をよりよくするための大切な共有財産です。一人ひとりの心がけで大切に使用しましょう。
マンホールポンプの故障が多発しています
マンホールポンプとは、低い位置の下水道管から高い位置の下水道管まで下水を汲み上げ、圧送するために、マンホールの中に設置されている下水道設備で、下呂市では約400箇所に設置されています。
近年、マンホールポンプに異物が流入して停止したり、ポンプに絡みついて故障する事態が多発しています。
▲ 実際にポンプの停止の原因となった衣類等
下水道に流してはいけないもの
水に溶けない紙類
トイレットペーパー以外の紙類は流さないでください。
ティッシュペーパー、紙おむつ、生理用品、おしりふき、ウェットティッシュなどは水に溶けないため、詰まりの原因となります。
衣類・布類
タオルや雑巾、ハンカチ、下着等は流さないでください。
ポンプに絡みつき、故障の原因となります。
食べ物くず
できる限り三角コーナー等のごみ箱に捨てるか、汚れを拭き取ったりして、固形物のごみを流さないようにしてください。
油類
てんぷら油やエンジンオイルなどの残油・廃油類は流さないで下さい。
下水処理場の処理機能を低下させる原因となります。
下水道が詰まってしまった場合
万が一、下水道が詰まった場合や悪臭がする場合には、排水設備工事指定店に相談してください。