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下呂市学校給食センター概要
下呂市学校給食センター
下呂市の前身である萩原町・小坂町・下呂町・金山町・馬瀬村では、昭和51年(1976年)から昭和56年(1981年)にかけて、それぞれの地域に学校給食センターが開設されました。これらのセンターは、平成16年(2004年)3月に下呂市として合併した後も、引き続き運営していました。
各施設の設備老朽化や耐震性に加えて、ノロウイルスによる食中毒の予防や、食物アレルギーへのきめ細やかな対応、衛生管理基準の見直し等の食の安全に対する新たな課題に対応するため、平成26年(2014年)10月に「学校給食施設整備検討委員会」が発足。検討を重ねた結果、既存のセンターを統合し、新たな施設を建設する計画が立てられました。
この計画に基づき、平成30年(2018年)3月に南部学校給食センターが、平成31年(2019年)7月には北部学校給食センターが完成。これにより市内の学校給食センターはすべて新しい施設へと統合・更新されました。
現在、下呂市ではこの新しい2つの給食センターから、市立小学校9校、中学校6校、そして県立下呂特別支援学校へ、安全で温かい給食を届けています。
【南部学校給食センター】
竣工 : 平成30年(2018年)3月26日
運営開始: 同年4月10日
所在地 : 〒509-1622 下呂市金山町金山2596番地1
連絡先 : 電話 0576-32-3346 Fax 0576-32-3681
小学校 : 金山小学校(1校)
中学校 : 金山中学校(1校)
給食数 : 1日約400食
【北部学校給食センター】
竣工 : 平成31年(2019年)7月29日
運営開始: 同年8月27日
所在地 : 〒509-2504 下呂市萩原町跡津1365番地3
連絡先 : 電話 0576-53-0783 Fax 0576-52-4625
小学校 : 萩原小学校、宮田小学校、尾崎小学校、下呂小学校、竹原小学校、上原小学校、小坂小学校、馬瀬小学校(8校)
中学校 : 萩原南中学校、萩原北中学校、下呂中学校、竹原中学校、小坂中学校(5校)
その他 : 県立下呂特別支援学校
給食数 : 1日 約2,100食
給食センターでの取り組み
学校給食地産地消推進事業
食育や地元愛の促進、地産地消の推進と地元食材関係者への支援を目的に毎月1回、「ふるさと給食の日」を設け、地元食材を使用した給食を提供しています。また、令和5年度(2024年)からは、「学校給食地産地消推進事業」として、飛騨牛やなっとく豚など、通常より高価な食材を使用する場合に、児童・生徒の保護者が負担する食材費の上乗せ分を市が補う制度を導入しています。
地元食材例:飛騨牛、フルーツトマト、あねかえし、下呂プリン、なっとく豚、金飛騨茶、あまご、にじます等
(右から飛騨牛丼、フルーツトマト、あまごの揚げ煮)
子育て給食費支援事業
学校給食に係る保護者の負担を軽減し、子育てを支援することを目的として、平成30年度(2018年)から中学生の学校給食費の半額助成を行っています。
1年間に納付された給食費の半額が交付されるため、納付金額によりますが、対象児童一人あたりにつき平均22000円が交付されています。
学校給食費負担軽減支援事業
下呂市では、保護者の方からいただく給食費を一食あたり小学生260円・中学生300円と定めています。物価高騰等により給食に使用する食材費が、いただいた給食費を超過した場合には、公費により超過分を負担することで給食費を一定に保っています。
また、新型コロナ・世界情勢等による物価高騰やエネルギー価格上昇などを鑑みて、給食費の無償化を行い、保護者の経済的負担の軽減に取り組んでいます。