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小坂診療所健康診断における不適切処理事案について

記事ID:0027070 更新日:2024年3月12日更新 印刷ページ表示
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 当診療所での健康診断において、眼底検査の判定に不適切な事案が発覚しましたので、以下により報告いたします。外来業務やその他の健康診断各項目については、問題ございません。

概 要
 当診療所では、眼底検査の判定は専門的な知識と経験を必要とするため、眼科医による判定を行っていました(令和元年度まで)。しかし、次の期間において、担当技師(健康診断担当者)がその判定を眼科医に出していないことを医師に告げぬまま、健康診断結果表に参考所見を付記して医師に提出していました。
 その結果、医師は、眼底の所見が専門医の所見であるとの認識のもと、総合的な診断結果を判定していました。これにより、眼底検査については、医師による判定のないまま、技師の所見が伝えられるという事態が生じました。

 【期 間】 令和2年4月1日 ~ 令和5年10 月22 日
 【受診者数】 253 人(延べ605 人)

判明の経緯
 2月28 日、前年度と違う判定を受けた健康診断受診者からの問い合わせにより判明しました。


原 因
 当診療所は、令和2年2月まで眼科医にお越しいただき月1回眼科診療を行っており、その際に眼底検査の判定をいただいていました。しかし、コロナ禍となり発熱対応用の診療室を必要としたため眼科を休診しました。その後、担当技師は、眼科医の検査判定の依頼を怠り、本年度まで経過してしまいました。

対 応
 すべての判定を外部判定機関に委託し、異常の認められた方に説明、お詫びのうえ受診されるようご連絡いたします。それ以外の方に対しましては、お詫びと異常が認められなかったことを文書でお知らせいたします。

再発防止策
 情報共有を徹底し、外部委託の有無を明示化するなど、担当技師から医師に明確に伝達する方法を確立し、二度とこのようなことのないよう徹底いたします。

 

 市民の皆様には、ご迷惑・ご心配をおかけいたしまして誠に申し訳ございません。