本文
下呂市市民憲章の制定について
下呂市では市制施行10周年を迎えるのを機に、市民憲章を制定しました。
(平成25年12月13日下呂市議会において議決されました。)
文案の作成については、下呂市市民憲章検討委員会により、市民からの文案募集などを行い、市民の思いをとり入れ作成されました。
下呂市市民憲章
わたしたち下呂市民は、郷土に誇りをもち、美しい自然の中で豊かな心を育み、ともに住みよいまちをめざします。
一、森と清流と温泉を宝とし、次の世代へつなげよう。
一、ふるさとの文化と伝統を受け継ぎ、守り育てよう。
一、おもてなしの心で、温かなふれあいを広げよう。
一、安心して暮らせるよう、たがいに助け合おう。
一、すこやかな心と体で、明るい未来を築こう。
平成25年12月13日議決
市民憲章に込められた思い
-構成-
将来の下呂市へ向けて、前文ではまちづくりへの決意を表しています。
これを受けて5つの項目で行動の指針を示しています。
本文の文末は、気軽に呼びかける形をとっています。
前文、本文を含め、唱和しやすいよう簡潔な文章としています。
前文
わたしたち下呂市民は、郷土に誇りをもち、美しい自然の中で豊かな心を育み、ともに住みよいまちをめざします。
四季折々の豊かな自然や温泉資源、先人たちが築いてきた歴史と文化など、下呂市には誇れるものがたくさんあります。市民一人ひとりが郷土に誇りと愛着をもち「ふるさと下呂市」をより住み続けたいと思えるまちとなるよう次の世代へつないでいく決意が込められています。
本文
各項目の主語は「わたしたち下呂市民」です。
- 森と清流と温泉を宝とし、次の世代へつなげよう。
下呂市は豊かな森と、清らかな流れがまちをかたちづくっています。また、豊かな温泉は、私たちに多くの恵みを与えてくれます。このかけがえのない美しい自然を大切にする心を養い、将来へ引き継いでいくことで、人と自然が共生した住みよいまちづくりを呼びかけています。 - ふるさとの文化と伝統を受け継ぎ、守り育てよう。
長い歴史をもつ下呂市は、先人の知恵と努力により発展してきました。ふるさとの文化・伝統を世代間で継承することや、新たな文化を育てることで、心豊かに暮らすことのできる文化的な住みよいまちづくりを呼びかけています。 - おもてなしの心で、温かなふれあいを広げよう。
下呂市は多くのお客様が訪れ、人の交流によって発展してきました。市民一人ひとりが訪れるお客様を温かい心で迎えるとともに、市民どうしも温かな心で思いやりをもち、人と人との交流を大切にすることで、活気あふれる住みよいまちづくりを呼びかけています。 - 安心して暮らせるよう、たがいに助け合おう。
お互いに信じ合い助け合うことや、地域のつながりを大切にすることで、子どもから高齢者や障がいのある方など誰もが安心して生活できる住みよいまちづくりを呼びかけています。 - すこやかな心と体で、明るい未来を築こう。
市民一人ひとりが心も体も健やかに育ち、学び、働き、いきいきと生活することがまちの元気の源です。市民の生活が充実し、さらに住みよい未来の下呂市に発展させていくことを呼びかけています。