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小坂の防災情報
小坂の防災情報
ここでは、小坂地域の防災に関わる情報を発信します。
大雨が降った時や、大きな地震が発生した時などに備えての準備や行動について、
また、避難所の情報についてもご紹介します。
最寄りの避難場所を確認しよう
小坂地域には、6か所の指定避難所と12か所の指定緊急避難場所があります。
指定緊急避難場所と指定避難所の違いについてはこちらをご確認ください。
ここでは指定避難所について、その詳細を記載します。
番号 | 施設名 | 住所 | 震災 | 浸水 | 土砂 | 定員 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 湯屋地区公民館 | 湯屋199-3 | ○ | × | ○ | 79 |
2 | 下呂市きこりセンター | 大島987-14 | ○ | × | ○ | 67 |
3 | 小坂小学校体育館 | 小坂町1020 | ○ | ○ | ○ | 67 |
4 | 小坂中学校体育館 | 長瀬466 | ○ | ○ | ○ | 80 |
5 | 湯屋体育館 | 湯屋46 | ○ | ○ | ○ | 67 |
6 | 小坂体育館(旧町体) | 長瀬397 | × | ○ | ○ | 500 |
指定避難所とは、避難した住民を災害の危険性がなくなるまでに必要な間滞在させ、また、災害により家に戻れなくなった住民等を一時的に滞在させるための施設のことを言います。
※表中の×印は、避難に適さないことを示しています。
1.湯屋地区公民館
【防災備品保管場所】
事務室(※)、和室左奥物置 ※平常時は鍵が掛けられています。
(事務室)
【備蓄防災備品】
液晶テレビ、毛布、排便収納袋(し尿処理剤)
【特記事項】
・フリーWi-Fi設備あり
・特設公衆電話設備なし
・ペット同伴避難不可
2.下呂市きこりセンター
【防災備品保管場所】
会議室-4、倉庫-2 ※平常時はどちらの部屋も鍵が掛けられています。
【備蓄防災備品】
車いす、投光器セット、液晶テレビ、組み立て式簡易ベッド、プライベートテント、非常用電話、排便収納袋(し尿処理剤)、ガソリン缶、毛布、簡易間仕切りおよびダンボール畳セット、床マット、組み立て式簡易生活スペースキット、折りたたみアルミテーブル ほか
【特記事項】
・フリーWi-Fi設備なし
・特設公衆電話設備あり(和室前の柱横の扉)
・ペット同伴避難不可
3.小坂小学校体育館
【防災備品保管場所】
体育館下ピロティーの高山方面側にある倉庫 ※平常時は鍵が掛けられています。
【備蓄防災備品】
パーテーション、床マット、発電機、投光器、ドラムリール、組み立て式簡易ベッド、組み立て式簡易トイレ、水中ポンプ、非常用トイレ用テント、非常用電話、ガソリン缶、排便収納袋(し尿処理剤)、毛布、簡易間仕切りおよびダンボール畳セット、テレビ、プライベートテント ほか
【特記事項】
・フリーWi-Fi設備なし
・特設公衆電話設備あり(体育館出入口外側上部)
・ペット同伴避難不可
4.小坂中学校体育館
【防災備品保管場所】
体育準備室の奥 ※平常時は鍵が掛けられています。
【備蓄防災備品】
発電機、投光器セット、ドラムリール、組み立て式簡易ベッド、プライベートテント、床マット、排便収納袋(し尿処理剤)、ガソリン缶、毛布、簡易間仕切りおよびダンボール畳セット、非常用電話 ほか
【特記事項】
・フリーWi-Fi設備なし
・特設公衆電話設備あり(玄関外の鍵ボックスの下)
・ペット同伴避難不可
5.湯屋体育館
【防災備品保管場所】
体育館東側建物内 ※平常時、建物には鍵が掛けられています。
【備蓄防災備品】
車いす、発電機、投光器セット、プライベートテント、組み立て式簡易ベッド、床マット、畳、毛布、組み立て式簡易トイレ、排便収納袋(し尿処理剤)、ガソリン缶、非常用電話、液晶テレビ ほか
【特記事項】
・フリーWi-Fi設備なし
・特設公衆電話設備あり(体育館玄関内の県道側一角)
・ペット同伴避難不可
6.小坂体育館(旧町体)
【防災備品保管場所】
体育館玄関入って手前左の事務所内 ※平常時は鍵が掛けられています。
【備蓄防災備品】
プライベートテント、組み立て式簡易ベッド、毛布、床マット、折りたたみアルミテーブル、液晶テレビ ほか
【特記事項】
・玄関ポーチがあるため、ペット同伴避難が可能です。
・耐震建物ではないため、地震時の避難所としての使用はできません。
・特設公衆電話は小坂中学校体育館のものを使用することになります。
・フリーWi-Fi設備なし
指定避難所の混雑状況を確認する(Vacan Maps)
指定避難所の混雑状況等が一目で確認できるサイトがあります。
詳細ページは下記をクリックしてください。
避難所までのルートとかかる時間を確認しよう
自宅がある地域の危険箇所や自宅から指定避難所までの避難ルートを事前にハザードマップで確認しておきましょう。
また、ご自宅から指定避難所まで徒歩で移動した場合と車で移動した場合のかかる時間も把握しておきましょう。
確認をするうえで一つ注意点ですが、
避難ルートとして示されている道であっても降り続く大雨にさらされ続ければ、その避難ルート上に土砂が流出したり、
内水氾濫によって通行が困難な状況になる可能性があります。
避難するにも時間がかかることを認識しなければなりません。
避難場所と避難ルートを確認したら、状況が悪化する前に早めの避難を心掛けましょう。
併せて、『安全な場所まで安全な時間に避難する』という考え方を持とう
安全な場所を把握しておく
ここまで指定避難所について、その詳細と避難ルートなどをご紹介してきましたが、避難するという考えはそればかりではありません。
身内の方のお家や知人の方のお家が安全な場所であれば、そこに身を寄せることもその一つです。
洪水のおそれがある場合、ご自宅が高台にあって、よほど浸水の心配がないところであれば、上階に移動することも安全な場所への避難と言えます。
※ただし、山の近くであれば土砂災害の可能性もあるので注意が必要です。
安全な場所にいるのにわざわざ逃げる必要はありません。
指定避難所の確認と併せて、「安全な場所」がどこであるのかを今一度考えてみましょう。
安全な時間(タイミング)とは
また、避難するタイミングについて、
「この前の大雨の時も大丈夫だった」、「60年以上生きてきたけど何も起こったことはないから大丈夫だ」などと考えたことはありませんか?
人は心理的に、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、異常を認知しても正常と解釈しようとしたりしてしまいがちです。
その結果、避難が遅れてしまい浸水する家屋に取り残されたり、真っ暗な夜に水があふれ返った道を移動しなければならないことになるのです。
「避難の判断が難しい」とよく聞くことがありますが、ベストな判断など誰にもできません。
安全な時間(タイミング)とは、
明るいうち、川が増水する前、道の進行(歩行)が困難な状況になる前、あらゆる危険が差し迫る前であると言えるでしょう。
小坂地域の防災士の存在を知ろう
防災士とは
防災士とは、特定非営利活動法人日本防災士機構が認証する民間資格を取得した人のことで、
「自助」、「共助」、「協働」を原則として社会生活の様々な場面で減災と防災力向上のための活動が期待され、
かつ、そのために充分な意識、知識、技能を有する方のことを言います。
(防災士イメージ)
防災士は、「自宅」、「職場」、「地域」の三つの分野において、防災・減災に取り組んでいます。
それぞれの分野において、その知識を活かし防災・減災のアドバイスやリーダーシップをもって活動しています。
小坂地域の防災士
小坂地域には、各区に最低一人は防災士の資格を持った方がいます。(令和5年11月1日現在)
下呂市で毎年行われている、6月の土砂災害対応訓練や9月の総合防災訓練などの際に、
各区の避難訓練の計画・実施にあたって、助言などをされている防災士の方も多いと思います。
区や組などの集まりの際に、自分が住んでいる地区の防災士を確認してみることもお勧めします。
さいごに
ここまで小坂地域の防災情報などについて紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
日々の防災に対する意識を高めることによって、防げる災害があります。
大雨が降ったときのことや、大地震がきたときの行動を今一度よく考えて、ご家庭で話し合ったりご自身で考えてみたりしましょう。