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毎月28日は「防災点検の日」です(令和5年5月)
雨に要注意!ハザードマップで『危険』を知ろう!
はじめに
梅雨入り前のこの時季は、急な大雨や、断続的な大雨による土砂災害、河川の増水等が起こりやすいです。
皆さんは、自宅が災害の起きやすいところなのか、いざというときにどこへ避難すればいいのか把握していますか?
把握するために必要となるのが『ハザードマップ』です。
梅雨入り前のいまだからこそ、災害から大切な命や財産を守るために、
ハザードマップを参考に、自宅付近の危険箇所を確認しましょう。
ハザードマップってなに?
ハザードマップとは、土砂災害や洪水が警戒される区域や、避難場所や避難経路をまとめた地図のことです。
災害発生リスクを把握することで、被害を最小に抑える目的で作成しています。
【参考】下呂市ハザードマップ(萩原町宮田)
ハザードマップに書いていること
〇土砂災害が警戒される区域について
(1)土砂災害警戒区域(イエローゾーン)
・土砂災害が発生した場合に、住民の生命や身体に危険が生じる可能性が高い区域
・土砂の影響は受けるが、建物の破壊まではないと考えられる区域
・自宅や家屋が壊れなくても、近くの道などが崩れ、「孤立」する可能性が高い区域
(2)土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)
・土砂災害が発生した場合に、住民の生命や身体に危険が生じる可能性が極めて高い区域
・建物も道も壊れ、命が助からないかもしれない、とても危険な区域
〇浸水想定の基準について
(1)Level.1(通称:L1)
・河川整備において基本となる降雨(計画規模)
・数十年に一度の大雨により、浸水が想定される区域
(2)Level.2(通称:L2)
・想定される最大の降雨(想定最大規模)
・1000年に一度の大雨により、浸水が想定される区域
〇その他に書いていること
(1)避難に関すること
・指定避難所 ・指定緊急避難場所 ・一時避難所(屋外・屋内)
(2)地域で把握している危険箇所に関すること
・出水、冠水の恐れがある箇所 ・土砂災害の恐れがある箇所 ・土石流が流れた箇所
ハザードマップの確認方法
ハザードマップは、下呂市のホームページ<外部リンク>に掲載されています。
地区(区域)ごとに作成しているため、ご希望の地区を選択し、ご確認ください。
自治会などで利用する場合は、拡大印刷を受け付けます。お近くの振興事務所にご依頼ください。
さいごに
梅雨入り前のこの時季に、ハザードマップを参考に、自宅付近の危険箇所や避難経路、避難するタイミングを家族で話し合いましょう。
危険を感じたら『早めの避難』を心がけて、災害から大切な命や財産を守りましょう。