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今後の下水道事業について
下呂市の下水道事業の今後をご紹介します。
市内の下水道
市の下水道は、市内約9割の人が利用でき、生活排水(家庭などで使って汚れた水やトイレのし尿など)を管渠で処理場に集め、きれいな水にして河川に戻しています。
残りの1割の人は、下水道に替わる施設として合併処理浄化槽(個別処理)などを整備し、生活排水を処理しています。
下水道の課題
下呂市の下水道は、市の地理的状況から小さな処理区が多く、長年にわたり整備してきました。しかし、全体の人口が減少したことに伴い、小さな処理区における下水道の使用料収入が少なくなっています。
汚水の処理にかかる維持管理費は、下水道の使用料収入が多いところと大きく差がないため、下水道事業の経営を圧迫し、持続可能な下水道事業運営が困難になります。
これからの取り組み
市内には、大小さまざまな下水処理場があり、小さな処理場は50人、大きな処理場は8,350人分の汚水を処理しています。人口密度の低い区域では、不採算となっており、小規模処理場については、すべて下水道接続施設(集合処理)を合併処理浄化槽(個別処理)に転換することで、下水道事業の維持管理費の削減を計画しています。
また、今後、数年間に分けての下水道料金改定を検討しています。
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下水道だより(第1回目)←テーマは「下呂市の下水道の現状」です。
下水道だより(第2回目)←テーマは「下呂市の下水道が抱える課題」です。
下水道だより(第3回目)←テーマは「下呂市の下水道の今後の方針」です。
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