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議会基本条例の達成状況を検証しました

記事ID:0018226 更新日:2022年4月28日更新 印刷ページ表示
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 下呂市議会基本条例は、議会の果たすべき役割や責任を認識し、市民福祉の向上のため、議会一丸となって全力で取り組んでいくことを決意し、令和3年3月定例会において議員提案(議会改革特別委員会提出)により制定したものです。

 本条例の第26条で、「議会は、この条例の施行の状況について議会改革特別委員会において検証し、その検証結果に基づき、必要に応じて、この条例の見直しを行うものとする」とされていることから、議会改革特別委員会を中心に検証を行ってきました。

 委員会では、条例に規定されているすべての条文を対象として、議会におけるさまざまな取り組みが条文の目的を達成しているかどうか検討を重ね、この度、その検証の結果と評価を取りまとめましたので、お知らせします。

 

【主な検証結果・評価】

《 評価の段階 : A「達成」、B「一部達成」、C「未達成」、-「対象外」 》

条      文

取組状況・実績等

(~令和3年度)

評価・今後の対策等

評価

第5条

市民参加及び市民との連携

市民に開かれ市民参加を促進する市民と歩む議会を実現します

〇定例会本会議のケーブルテレビ放送、インターネット録画配信

〇本会議・常任委員会付託案件審査のインターネットライブ配信等の検討

〇本会議、委員会の原則公開

〇市民と議会との意見交換会の開催

 市民参加を促進する議会を実現するための具体的な取り組みとして、公聴会及び参考人制度、請願陳情者の意見陳述制度の積極的運用に向けた検討が必要である。

 また、市民と議会との意見交換会は、コロナ禍に対応し、小さな集会に出向く形式での開催を試みたが、開催方法等(オンライン開催含む)、今後の課題を残している。

B

第8条

市長等との関係

執行機関と政策競争をする議会を実現します

〇市民と議会との意見交換会、及び議会への意見提案箱における意見等を市政に反映するため、所管委員会において調査研究を行い、必要に応じて政策提言を実施

 執行機関と政策競争をするには、充実した調査研究と議員間討議が求められる。このため、さらなる議員の意識改革と資質向上、継続的な議論が可能な議会体制の構築が課題となる。

B

 

第21条

議員の政治倫理

議員の政治倫理の意識の向上及び確立等に努めます

〇議会議員政治倫理規程の制定(令和3年4月1日施行)

 市民全体の代表者として、一層高い政治倫理の確立に向けて継続的に取り組む必要がある。

B

 

※議会基本条例は、制定して終わりではなく、その成果や課題を検証して、さらにレベルアップした条例に改正していくことが、議会活動の質の向上にとってとても重要です。そのためにも、この検証の取り組みを継続していきます。

※すべての条文に係る検証結果・評価は、こちらからダウンロードしてご覧ください。

下呂市議会基本条例の達成状況検証結果表 [PDFファイル/351KB]

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